【夜市マンガ】「浮島のミド」小ネタ集③「新月祭」と「満月祭」

「宙フェス夜市」を舞台にしたマンガ「浮島のミド」には「宙フェス」に関する小ネタが沢山登場します。
今回は第九話に登場する「新月祭」と「満月祭」について紹介します。

【夜市マンガ】「浮島のミド」小ネタ集③「新月祭」と「満月祭」

「新月祭」と「満月祭」

 

浮島のミド
ミドは「新月祭」実行委員を任命されます(『浮島のミド』第十話より) 

☝主人公のミドが実行委員に任命された「新月祭」は、宙フェス夜市の新作発表の日である「新月祭」「満月祭」が元ネタです。

 

☝新月の日と満月の日の1800から、「新月祭」と「満月祭」というオンラインイベントを開催しています。

 どちらの祭も夜市のクリエイターたちの「新作発表の日」になっているので多くの訪問者があり、「宙フェス夜市」は熱気で包まれます。とくに「新月祭」は新しい「月」の始まりということで期間限定クリエイターのお披露目の日にもなっていますので、新しい出会いもあるのではないでしょうか。

月の満ち欠けと神話🌝🌚

 月の満ち欠けは私たちの先祖の心を刺激してきたらしく、それをモチーフにした数多くの神話が伝えられています。日本ではあまり馴染みがありませんが、赤道付近を中心に広い範囲で分布している神話に「月で暮らす機織女の神話」という型があります。

 

月で暮らす機織女の神話

 月に一人の女が暮らしていて額に巻く帯を織っている。ところが彼女の側に座っている猫が毎月1回、織った帯を引きちぎってしまうので、帯は決して完成しない

 永遠に完成しない創作の苦痛の話なのか、何度も生まれる創作の楽しみの話なのか解釈は様々あると思いますが、どこかクリエイターと呼ばれる人々の悲哀のようなものを感じて少し切ないですね。

 月の満ち欠けは月と太陽の角度で起こる天文現象というだけでは済ますことができない根源的な美しさや豊かさを持っています。「宙フェス夜市」の「新月祭」「満月祭」が月の祭りの末席として、そんなことを感じられる場になれると嬉しいです。

 (宙フェス夜市編集部)

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